ERPC、上位版 Solana Shredstream「Epic Shreds」をフランクフルト限定で提供開始 — Epics DAO バリデータからの最小ホップ配信で勝率 95.82%、P99 で 200〜300ms の速度優位を達成

ERPC、上位版 Solana Shredstream「Epic Shreds」をフランクフルト限定で提供開始 — Epics DAO バリデータからの最小ホップ配信で勝率 95.82%、P99 で 200〜300ms の速度優位を達成

2026.03.18
ELSOUL LABO B.V.(本社:オランダ・アムステルダム、代表取締役 CEO:川崎文武)および Validators DAO が運営する ERPC は、ハイパフォーマンスバリデータ Epics DAO バリデータから最小ホップで配信される上位版 Solana Shredstream「Epic Shreds」の提供を開始したことをお知らせいたします。
フランクフルトリージョン限定、全プラン合計 960 接続の数量限定提供です。同一環境での計測において、従来の Shredstream に対し勝率 95.82% を記録。P50 で約 86ms、P95 で約 204ms、P99 で約 234ms の速度優位を確認しています。

なぜ Epic Shreds は速いのか

配信元バリデータ性能が Shreds 速度を左右する

Solana の Shredstream において、配信元バリデータの性能差は Shreds の到着速度に直接影響します。どれほどネットワークを最適化しても、配信元のバリデータが高速でなければ、速い Shreds は手に入りません。
私たちは 2 年間にわたりバリデータのパフォーマンス研究開発を積み重ね、Epics DAO バリデータを Shinobi Performance Pool で TOP20(スコア 99.88)にまで押し上げてきました。この研究開発の成果を、Shreds 配信に直接反映したのが Epic Shreds です。

構造的な速度優位 — ホップ数・ハードウェア・ネットワーク経路

Epic Shreds が従来の Shredstream ベースの製品に対して構造的に速い理由は、3 つあります。
  1. 最小ホップでの配信
従来の Shredstream は、ブロックエンジン等の Jito プラットフォームを経由した配信構造を持ちます。Epic Shreds は、Epics DAO バリデータからユーザーへ最小ホップで配信されます。中継ステップが少ないほど、物理的に速い — これは構造が生む根本的な差です。
  1. 最新世代のハードウェア
Epic Shreds の配信元である Epics DAO バリデータは、AMD EPYC 第 5 世代を含む最新世代のハードウェアで統一されています。CPU C-state の無効化、CPU ガバナーの performance 固定、カーネルパラメータの最適化、ネットワークスタックのチューニング、IRQ アフィニティの最適化など、あらゆるレイヤーでパフォーマンスセーブを排除したスピード最優先の構成です。
  1. 配信元バリデータが DoubleZero に接続
DoubleZero は、パブリックインターネットを経由せず、専用ファイバー回線でバリデータ間を直接接続する高性能ネットワークインフラです。Epic Shreds の配信元である Epics DAO バリデータは DoubleZero に接続しており、パブリックインターネットのレイテンシやジッターに左右されない、安定した配信経路を確保しています。これが、P99 レベルでの大幅な速度改善を支えています。

計測結果 — 勝率 95.82%

同一マシン、同一ネットワーク環境で、Epic Shreds と従来の Shredstream の到着順序を計測しました。
Epic Shreds Benchmark Results
エンドポイント勝率P50P95P99
Epic Shreds95.82%最速最速最速
従来の Shredstream4.18%+86.36ms+204.13ms+234.06ms
1,005 トランザクションのサンプルにおいて、Epic Shreds は勝率 95.82% を記録しました。P50 で約 86ms、P95 で約 204ms、P99 で約 234ms の差がついています。
Solana において、数十ミリ秒の差がトランザクションの着地順序を左右します。この速度優位は、高頻度取引・DeFi・リアルタイム処理において決定的な競争優位となるオーダーの差です。

Epic Shreds ラインナップ

Epic Shreds は、フランクフルトリージョン限定、全プラン合計 960 接続の数量限定で提供しています。速度と品質を維持するため、接続数を制限しています。
Epic Shreds Price
  • Standard(€498/月) — EPYC VPS ベースの専有 Epic Shreds
  • Pro(€698/月) — SUPER VPS ベースの強化版 Epic Shreds
  • Max(€980/月) — Metal Ryzen ベースの最速 Epic Shreds
すべてのプランにおいて、専有エンドポイント、IP ホワイトリスト無制限、無制限のストリーム接続、HTTP (IP) アクセス、UDP Forwarding(Raw Shreds)、Shreds by Epics DAO Validator、Powered by DoubleZero、トップパフォーマンスバリデータからの最小ホップ配信、ERPC プラットフォームとのゼロ距離通信を標準で備えています。

共有版も登場 — Shreds Turbo

Epic Shreds の配信元とネットワーク基盤を共有形態で提供するのが、共有版の Shreds Turbo です。
Direct Shreds Price
  • Connect(€198/月) — Fastest Jito Shreds を提供する共有ストリーム
  • Turbo(€298/月) — Epic Shreds ベースの共有ストリームターボ。Powered by DoubleZero
Connect は従来通り Fastest Jito Shreds を提供する共有ストリームです。Turbo は、DoubleZero に接続され、プレミアム帯のハードウェアで運用されるハイパフォーマンスな Epics DAO バリデータが配信する Epic Shreds を、共有形態で利用できるプランです。専有版と同じ配信元を基盤としながら、よりアクセスしやすい価格帯で提供します。
いずれのプランも、共有 Shreds エンドポイント、1 IP ホワイトリスト、最大 10 本のストリーム接続、最も近いエッジサーバーへの接続を標準で備えています。

2 年間の研究開発が生み出した製品

Epic Shreds は、ただの新プランではありません。2 年間にわたるバリデータのパフォーマンス研究開発が、Shreds 製品として形になったものです。
Epics DAO バリデータは、Shinobi Performance Pool において TOP20 入りを達成し、現在 12〜14 位帯を推移しています。200,000 SOL 以上のアクティブステークを保有し、スキップ率・vote レイテンシ・Compute Units・APY のすべてにおいて高い評価を受けています。このバリデータのパフォーマンスが、そのまま Epic Shreds の配信速度に直結しています。
先日実施した全プラン対象のパフォーマンスブーストにより、省電力・パフォーマンスセーブ機能の徹底排除、全リージョンでの http 化による TLS オーバーヘッドの排除がすでに適用されています。Epic Shreds は、これらの最適化をすべて含んだ状態で提供されます。ハードウェアの世代更新、ソフトウェアの最適化、ネットワーク経路の改善、バリデータ性能の向上 — すべてが累積的に作用し、Epic Shreds の速度を支えています。

なぜ私たちは最速のプラットフォームを自ら構築するのか

信頼やブランドでは最速は手に入らない

私たちが独自の最速プラットフォーム構築に踏み切った理由は、明確です。データセンターにサーバーを置く限り、信頼やブランドだけでは最速の環境を手にすることができないという現実を知ったからです。
サーバー業界には、顧客の知識量に応じて提供されるリソースの品質が変わるという構造的な現実があります。データセンター側には、電力やネットワーク帯域をセーブすることで収益性が上がるインセンティブが常に働いており、顧客のパフォーマンスが上がってもデータセンター側の収益が増えるわけではありません。
私たちは過去に、「最速」を依頼して届いた見積もりに 10 年型落ちのネットワークカードが含まれていた経験をしています。顧客側で監査しなければ、性能上のボトルネックが見過ごされやすい構造がある — これがサーバー業界の現実です。

専門に集中できる環境が、イノベーションを加速させる

AI エージェントの進化によって、これまで以上に小さいチームで大きな成果を出せる時代が到来しています。それぞれの組織がそれぞれの専門領域で最善を尽くすことで、社会全体としてイノベーションを達成していく — それがこれからの時代の在り方です。
しかし、その実現のためにはインフラが必要です。「専門じゃないから」という理由で、最速を求めるユーザーが最速を手にできない環境は、整備されているとは言えません。
ERPC は、Solana RPC プラットフォームと、ユーザーがデプロイするベアメタルサーバー・VPS・Shreds・gRPC・Unlimited Endpoints を同一プラットフォーム内に統合しています。プラットフォーム内にデプロイするだけで、最速の通信条件、最適化済みの構成、Solana に特化したチューニングのすべてが最初から手に入ります。
データセンターに関する深い知識がなくとも、最速の環境を手にすることができる — これが ERPC の設計思想であり、私たちが独自のプラットフォームを構築し続ける理由です。

今後もさらに速くなる理由

購入後も価値が逓減しない構造

Epic Shreds の速度は、配信元である Epics DAO バリデータの性能に連動しています。バリデータは現在も改善を続けており、Shinobi Performance Pool における順位は上昇基調にあります。TOP10 入りは射程圏内にあり、TOP3、そしてトップの達成も現実的になりつつあります。
製品を購入した時点がピークではなく、バリデータの成長とともに速くなり続ける — これが Epic Shreds の構造的な強みです。

AS200261 Solana 特化データセンター

ELSOUL LABO は、RIPE NCC より自社 ASN(AS200261)の付与を受け、Solana 特化のトップティア新データセンターの開設を進めています。最新世代の AMD EPYC 第 5 世代、AMD Threadripper PRO 第 5 世代(9975WX 等)、NVMe 第 5 世代で統一されたハードウェア構成に加え、自社 ASN による最適なネットワーク経路設計を実現します。
今月末から来月にかけてご利用開始を予定しており、Epic Shreds のさらなる高速化に寄与する次世代の基盤となります。

5 年連続 WBSO 承認

ELSOUL LABO は、オランダ政府の研究開発支援制度 WBSO において 2022 年以降 5 年連続で承認を受けています。超低遅延を前提とした Solana RPC インフラの研究開発、バリデータ配置・運用オーケストレーションの自動化に関する研究を継続しており、その成果は直接的にプラットフォームのパフォーマンス改善に反映されています。
R&D の成果は積み重ねであり、改善の角度は時間とともに大きくなっています。Epic Shreds は、この研究開発の結実であり、今後もバリデータ性能・ネットワーク経路・ハードウェア改善の成果が継続的に反映される製品です。

お問い合わせ

Epic Shreds および Shreds Turbo に関するお問い合わせは、Validators DAO 公式 Discord にてサポートチケットを作成ください。
Validators DAO 公式 Discord: https://discord.gg/C7ZQSrCkYR
ERPC の公式情報および各種プランは以下のサイトでご確認いただけます。
ERPC 公式 Website: https://erpc.global/ja
日頃より ERPC をご利用いただき、心より御礼申し上げます。