Solana Shreds - UDP Forwarding Standard

UDP Forwarding Standard では、ERPC が Raw Shreds を設定済みの受信先へ UDP で転送します。 ダッシュボードで初回設定時に利用可能なリージョンを一つ選び、受信先の公開 IPv4 アドレスとポートを設定してください。選択したリージョンは設定後も固定されます。受信先は後から更新できますが、空欄にはできません。

UDP Forwarding Standard の仕組み

  • ERPC は、ダッシュボードに設定した公開 IPv4 アドレスとポートへ Raw Shreds を転送します。
  • UDP は接続確立・再送・順序保証を行わないため、受信側で欠落や順不同を扱う前提があります。
  • 設定は30秒ごとの更新サイクルで反映されます。Heartbeat による有効化は必要ありません。
※ 共有エンドポイントで提供される Shreds gRPC は TCP ベースのため、UDP より遅い接続です。

SDK のサンプルで試す

  • サンプルコード: SDK リポジトリの shreds-udp-rs(Rust)。問い合わせが多い new-token detection を例にしていますが、ターゲットは自由に差し替え可能です。
  • リポジトリ: https://github.com/ValidatorsDAO/solana-stream/tree/main/temp-release/shreds-udp-rs
  • UDP Forwarding Standard 利用者: サンプルを公開 IPv4 アドレスとポートでリッスンさせ、そのアドレスとポートをダッシュボードの受信先に設定してください。ERPC が設定先へ転送したパケットを、サンプルで確認できます。
  • まだ UDP を使っていない方: リポジトリをクローンし、ローカルまたは手元の Linux サーバー上で実行してみてください。まずはログを眺め、必要に応じてフックを好みの形にカスタムできます。

UDP パケットが届かない場合

宛先を設定すると UDP 転送は自動的に開始されます。Heartbeat による有効化は不要で、Heartbeat が UNIMPLEMENTED を返しても転送が無効という意味ではありません。
最初に、ホストのネットワークインターフェースでパケットを計測します。プレースホルダーは、対象ストリームに表示される ERPC 送信元 IP と、設定した宛先ポートに置き換えてください。
Linux(tcpdump):
bash
sudo tcpdump -ni any 'udp dst port <DESTINATION_PORT> and src host <ERPC_SOURCE_IP>'
Windows(Pktmon、管理者権限で実行):
powershell
pktmon filter add ERPC-UDP -t UDP -i <ERPC_SOURCE_IP> -p <DESTINATION_PORT>
pktmon start --capture --comp nics --log-mode real-time
  1. 計測が 0 件のままなら、OS のファイアウォールと OS 外部のファイアウォールを両方確認してください。Hetzner では Cloud Firewall またはスイッチポート側の Robot Firewall、AWS では Security Group とサブネットの Network ACL が通信を遮断している場合があります。
  2. <ERPC_SOURCE_IP>/32 から宛先ポート <DESTINATION_PORT> への inbound UDP を許可してください。ERPC の UDP 送信元ポートは動的なため、送信元ポートは制限しないでください。
  3. 計測ではパケットが見えるのにアプリケーションで受信できない場合は、localhost ではなく 0.0.0.0:<DESTINATION_PORT> で受信し、OS のローカルファイアウォールと socket / process 設定を確認してください。
ルール変更後もパケットが届かない場合は、計測時間、パケット数、送信元 IP、宛先 IP、宛先ポートをサポートへお知らせください。

リソース