FAQ - Geyser gRPC ストリーム

Q. どのリージョンにノードを設置していますか?

現在、以下のリージョンでノードを運用しています。
  • Frankfurt (FRA)
  • Amsterdam (AMS)
  • London (LON)
  • New York (NY)
  • Tokyo (TY)
  • Singapore (SGP)
  • Sydney (SYD)
ERPCでは、実際のネットワーク経路に基づいてレイテンシを計測し、直線距離ではなく実測値に基づいて最も低遅延なリージョンを自動的に選択します。この仕組みにより、ユーザー個人レベルでのレイテンシ改善だけでなく、ERPC全体としてのネットワーク効率化や攻撃耐性の向上にもつながります。
万が一、ご利用環境で最適なリージョンが自動的に選択されない場合は、ERPC Webダッシュボードにてお問い合わせください。
ERPC Webダッシュボード: https://dashboard.erpc.global/ja

Q. レイテンシが9999msと表示され、最適でないリージョンが選ばれます。どうすればよいですか?

gRPC のリージョン選択では、ERPC が以下のプロキシホストから登録済み IP へ ICMP レイテンシープローブを送信します。記載されているすべての送信元 IP からの受信 ICMP エコー要求を許可してください。ファイアウォール(ufw、クラウドファイアウォール、セキュリティグループなど)でブロックされると、測定値が 9999ms となり、最適でないリージョンが選択される場合があります。同一リージョン内の複数の IP は、それぞれ別のプローブホストです。すべての IP を許可する必要があります。
プローブリージョンICMP 送信元 IP
🇳🇱 Amsterdam84.32.103.245, 84.32.64.77
🇺🇸 New York64.130.37.222
🇩🇪 Frankfurt185.191.118.149, 185.191.118.177, 185.191.118.206
🇬🇧 London67.209.52.250
🇯🇵 Tokyo198.13.133.88
🇸🇬 Singapore202.8.11.52
🇦🇺 Sydney82.26.116.36
🛰️ Far Point63.254.162.14

Q. IPをホワイトリストしたのに接続できません。何を確認すべきですか?

ERPC の gRPC / Shreds エンドポイントは、IP ホワイトリストで保護された plain HTTP の port 80 を使用します。HTTPS/TLS の port 443 は使用しません。
他プロバイダのクライアント例を流用すると、:443 や HTTPS が既定になっていることがあります。ドメインだけ ERPC のものに置き換えると、port と TLS 設定が残ったままになり、接続できない原因になります。
以下のエンドポイントは例です。実際にはダッシュボードに表示される自分のエンドポイントに差し替えてください。HTTP 形式で使うか、クライアントが host と port を求める場合は port 80 を明示してください。
通常 gRPC
  • NG: grpc-fra1-1.erpc.global:443
  • OK: grpc-fra1-1.erpc.global:80
  • OK URL 形式: http://grpc-fra1-1.erpc.global
Burst gRPC
  • NG: grpc-fra1-burst.erpc.global:443
  • OK: grpc-fra1-burst.erpc.global:80
  • OK URL 形式: http://grpc-fra1-burst.erpc.global
認証は登録済み IP アドレスで行われます。ERPC の gRPC / Shreds エンドポイントでは、特定の商品ページで明示されていない限り、x-tokentokenAuthorization ヘッダーを追加しないでください。

Q. Geyser gRPC Burst とは何ですか?

Geyser gRPC Burst は、低レイテンシな Solana ストリーム用途向けの ERPC 共用 gRPC プランです。通常の gRPC サービスと同じ Yellowstone/Geyser gRPC インターフェースを提供し、account、transaction、slot、block の購読を利用できます。そのうえで、Burst 専用のリージョンインフラを使用します。
Burst は現在、Frankfurt、Amsterdam、New York、Tokyo、Singapore で稼働しています。登録 IP に対する実測レイテンシに基づき、利用可能な Burst リージョンの中から最適なものを自動選択します。

Q. Burst gRPC ではどの IP を許可リストに追加すべきですか?

Burst は、レイテンシーに基づくリージョン選択に、上記と同じリージョン別 ICMP プローブ送信元を使用します。以下のアドレスは Burst クライアントエンドポイントの IP であり、ICMP プローブの送信元ではありません。アウトバウンドファイアウォールが選択されたエンドポイントへの接続を制限している場合にのみ許可してください。
RegionBurst DomainIP Address
🇩🇪 Frankfurtgrpc-fra1-burst.erpc.global64.130.41.234
🇳🇱 Amsterdamgrpc-ams1-burst.erpc.global64.130.55.180
🇺🇸 New Yorkgrpc-ny6-burst.erpc.global64.130.59.217
🇯🇵 Tokyogrpc-tokyo-burst.erpc.global208.91.107.247
🇸🇬 Singaporegrpc-singapore-burst.erpc.global67.209.55.15
上記の ICMP プローブ送信元がブロックされていると、ERPC Dashboard に 9999ms と表示され、Burst が最適でないリージョンを選択する場合があります。Burst エンドポイントのアドレスをブロックすると、レイテンシー測定ではなくクライアント接続に影響します。

Q. Burst は Direct Shreds / ShredStream と同じですか?

いいえ。Burst は標準 gRPC インターフェースで利用する full Yellowstone/Geyser gRPC です。gRPC クライアントから block、slot、transaction、account のストリームを利用したい場合に適しています。
Direct Shreds / ShredStream は、raw shred data を扱う UDP ベースの別プロダクトです。できるだけ早い pre-block data path を優先する場合に適しています。両者はインターフェースと用途が異なります。

Q. WebSocketしか使ったことがないのですが、gRPCを使えますか?サンプルはありますか?

SLVを使えばすぐにgRPCをテスト・開発スタートできます。
トークン不要で試せる共有エンドポイントであれば、次のコマンドで確認できます。
bash
slv check grpc --endpoint <YOUR_ENDPOINT> --token none
詳しくはgRPC クイックスタートガイドをご覧ください。

Q. 2つのIPを登録したいです。

1つのサブスクリプションにつき1つのエンドポイントをご利用いただけます。2つのIPを利用したい場合は、2つのサブスクリプションをご購読ください。

Q. フィルター制限はありますか?

いいえ、フィルター制限はありません。

Q. どのリージョンがおすすめですか?

常に一つの正解となるリージョンはありません。Solana はグローバルに動作しており、ブロックを生成するリーダーバリデータはスロットごとに交代します。バリデータ数とステーク量が多いリージョンほどリーダースロットの出現頻度が高く、トランザクションの着地で有利になります。ただし、それに比例して競合トラフィックも増えるため、戦略によっては相対的に空いているリージョンの方が成果を出しやすい場合もあります。
安定したリーダースロット供給を重視するならフランクフルトや北米東海岸などのバリデータ集中エリア、特定ターゲットへの最短経路を重視するなら近接リージョン、という使い分けが基本です。まず Validators Solutions で Solana ネットワークの公開分布を把握し、そのうえで ERPC Leader Slot API と実測値を使って、単一リージョン、二拠点構成、またはグローバル展開のどれが適切か判断してください。
Solana メインネット分散度レポート

Q. 少なくとも ~400ms のレイテンシが必要です。

~400ms以内のレイテンシを確保するために重要なポイントは以下の通りです。
  • ping値の現実的理解: Ping値は理想環境での数値であり、実際のストリーム通信では約5倍のレイテンシとなります。例えば、大陸間のpingが100msの場合、実際のレイテンシは約500ms程度です。そのため、~400msのレイテンシを目指す場合、必ず同じリージョン内でインフラを構築する必要があります。
    • Ping値の一般的な目安:
      • 同一ネットワーク内:約0.1ms
      • プライベート接続(PNI):約0.2ms
      • 同一データセンター:約0.3ms
      • 同一都市:約1ms
      • 隣国:約5〜10ms
      • 大陸間:約100〜300ms
  • 平均レイテンシに惑わされない: Solanaのバリデータは世界中に分散しており、「エポック」という周期ごとにランダムにリーダースケジュールが組まれ、リーダーバリデータが変わります。平均レイテンシを目安に~400msを目指すのは現実的ではなく、自分のリージョンのバリデータスケジュールを正確に把握し、近い時間帯のスロットを特定する必要があります。常に最短のレイテンシを求める場合、すべてのリージョンにインフラを構築する必要があります。同じリージョン内であれば、ストリーム通信でも数十msのネットワークレイテンシでデータ取得が可能であり、送信も数msで実行できます。
  • リーダースケジュールの追跡: 地域内のリーダーバリデータスケジュールを継続的に監視するには、ERPC の Leader Slot API(getLeaderSlots) を利用するのが最適です。 この API では、今後のリーダー情報、ステーク量、各バリデータの地理的位置、参考用 ping 値をリアルタイムで取得でき、最小レイテンシのトレードスロットを正確に特定できます。 公開マップ型データや標準 RPC API はネットワーク全体の把握には有用ですが、実行タイミングの判断には更新頻度・精度が不足します。Leader Slot API は、ルーティングやトレード判断に必要な粒度を補います。
Validators Solutions - Solana ネットワークデータ
Solana ネットワークデータ: Validators Solutions

Q. どのようにすればゼロブロック(ゼロスロット)トレーディングを実現できますか?

ゼロブロック(ゼロスロット)トレーディングを実現するには、より高度な戦略が必要です。主なポイントは以下の通りです。
  • チャンスゾーンの特定: Solana のバリデータは世界中に分散しており、すべてのスロットで最適なレイテンシを実現することは物理的に不可能です。そのため、自身のインフラが存在する地域のリーダーバリデータスケジュールを継続的に監視し、最も有利なチャンスゾーンを特定することが重要です。複数リージョンにインフラを展開することも有効です。たとえばフランクフルトはバリデータ密度が高く、リーダーに選出される頻度が多いため、トレード機会も多くなります。
    ERPC の Leader Slot API(getLeaderSlots) を利用することで、公開マップ型データや標準 RPC API よりも高精度にリーダースケジュール、ステーク量、バリデータの地理情報、参考用 ping 値をリアルタイムで取得できます。これにより、チャンスゾーンをより正確に予測し、ゼロレイテンシに近いトレードを実行することが可能になります。
  • 専有ノードの導入: 競合と比べて優位性がない場合は、専有ノードの導入を検討してください。共用ノードは他のユーザーの影響を受けレイテンシが増大するため推奨しません。また、自分のアプリケーションと専有ノードを同じネットワーク内に設置することで、ネットワークコストを最小限に抑えることが可能です。

Q. 特定のエンドポイントを利用したいです。

低レイテンシ環境を確保するために、必ず最も近いノードが自動的に選択されます。特定のエンドポイントを指定したい場合は、そのエンドポイントに最も近い場所にサーバーを借りてテストすることを推奨します。

Q. 401 エラーが起きるのですが?

低レイテンシ環境を提供するためにIP制限を設けています。サブスクリプションがない、または登録されていないIPからのアクセスは401エラーとなります。
登録されているIPとアクセス元のIPが一致しているか再度ご確認ください。

Q. 429エラーが起きるのですが?

プランごとのコネクション制限に達した場合にこのエラーが表示されます。
このエラーが表示されたらプランのアップグレードをご検討ください。特にプレミアムより多くのコネクションが必要な場合は、専有gRPCノードが適しています。

Q. なぜ専有エンドポイントは速いのですか?

共有エンドポイントは複数のお客様でリソースを分け合って利用しているため、トラフィック量が増えるにつれてレイテンシ(遅延)が発生しやすくなります。サーバーのリソースには物理的な限界があり、処理できる仕事量が決まっています。多くのリクエストが同時に集中すると、処理を順番に行う必要があるため、レスポンス速度が低下します。
私たちは共有エンドポイントでも様々な対策を講じてパフォーマンスを最適化していますが、専有エンドポイントでは、あなただけがそのリソースを専有できるため、他のユーザーの影響を一切受けません。その結果、常に安定した高速なレスポンスが得られます。
さらに専有エンドポイントでは、HTTPなどTLSを利用しない通信オプションを提供しています。TLSハンドシェイク(約20ms)の処理を省略することで、HTTPSと比較してさらに通信速度が向上します。

Q. ご契約後にセール価格は値上げされますか?

ご契約期間中は、契約時のセール価格を据え置きでご提供します。Solana のリアルタイム処理に耐えうる環境は世界的にも希少で、ハードウェアおよびネットワーク需要の高まりとともに販売価格は段階的に引き上げる方針です。スペックの高い構成や需要の集中するリージョンほど在庫の確保が難しくなりますので、現在のキャンペーン価格でロックインしておくことが、長期的にコストを抑えるうえで最も有利な選択肢となります。

Q. クリプト支払いをしたいです

クリプト支払いは、登録済みの請求先住所の国が EU 加盟国の場合に、ERPC Webダッシュボードから利用できます。SOL、USDC、EURC で ERPC クレジットを購入できます。
購入した ERPC クレジットを使って、ERPC の各プランを開始・継続できます。ダッシュボードでクリプト支払いを選択し、ウォレットから送金してください。ダッシュボードが送金を確認し、アカウントへクレジットを反映します。
対応国:アイルランド、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、ルクセンブルク。
リストにない国では、クレジットカードでのお支払いをご利用ください。

Q. 最高の低レイテンシ環境を実現したい。

専有gRPCノードとベアメタルサーバーの組み合わせをおすすめします。
これらは同じネットワークを共有し、インターネットを介さずプライベートなゼロ距離通信が可能です。実際の環境ではping値で0.1msという低遅延を達成しています。
詳しくはERPC Webダッシュボードにてお問い合わせください。

Q. レイテンシはどのくらいですか?

レイテンシは計測方法やご利用環境によって異なります。具体的な数値よりも、実際のご利用シナリオで必要な性能を満たすかどうかが重要です。
すべてのプランで無料のフリートライアルをご用意していますので、実際の環境でぜひお試しください。また、TypeScriptやRustを利用して簡単にレイテンシを測定できるツールも提供しています。フリートライアルと合わせてご活用ください。

Q. このRPC(gRPC, Shreds)は他より速いですか?

ぜひ無料のフリートライアルで他のサービスと比較してみてください。もし他のサービスより遅い場合は、具体的な条件や比較対象についてERPC Webダッシュボードでお知らせいただけると幸いです。原因を特定し、さらなる速度改善を行います。
私たちはお客様からのフィードバックをもとに、継続的にレイテンシの改善に取り組んでいます。最速のエンドポイントをお求めの方は、ぜひ詳細な情報を共有してください。競合他社と比較した具体的な数値や条件をお伝えいただければ、それをもとにより優れたパフォーマンスを実現します。これまでも、このような改善を重ねてきました。

Q. どのプランが一番速いですか?

一般的には、最上位のプランが最も高速です。これは、より高性能なCPUや大容量のメモリなど、強力なハードウェア構成を使用しているためです。
さらに強力なサーバーをお求めの場合はカスタマイズも可能ですが、基本的なプランは最適なコストパフォーマンスを追求して設計しています。
私たちはどの価格帯でも世界最高水準のパフォーマンスを提供していると自負しています。同じ価格帯で当社より高速なサービスがあれば、ぜひお知らせください。原因を特定し、改善に努めます。

Q. レイテンシが大きいのですが?

エンドポイントからの距離がレイテンシに大きく影響します。提供されているエンドポイントに近いサーバーからのアクセスを推奨します。最も速い接続を提供できるのはベアメタルサーバーおよびVPSサービスです。

Q. WebSockets, gRPC, Shreds はどれが一番速いの?

多くのお客様からのご意見はほぼ一致しており、速度は次の順序です。
Shreds > gRPC > WebSockets
異なる結果があればご報告ください。

Q. 聞いていたレイテンシと違います

使用するプログラミング言語によってパフォーマンスが異なります。言語ごとの一般的な速度順序は以下の通りです。
Rust > Go > TypeScript (JavaScript) > Python
詳しくは以下の比較ソースをご覧ください。
最速を求めるならRustの利用を強くおすすめします。